2019.11.8 奈良県作業療法士会 南和ブロック研修会 講師


2019.11.8

奈良県作業療法士会 南和ブロック研修会

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和歌山県での自動車運転支援の取り組み~戦略と実践~」

というテーマでお話させて頂きました。

 

40分の話  「戦略と実践について」

40分のグループワーク 「運転支援を始める前の情報共有と課題の抽出」

 

 

「戦略と実践について」では

和歌山県で取り組みが始まった経緯

四国運転リハプロジェクトで学んだマインド

さまざまな活動

活動から得られた成果 など

 

4つのステップに分けてみました。

1.一歩踏み出す勇気(Passion)

2.きっかけ作り(Chance)

3.仲間作り(One team)

4.社会への発信(Massage)

 

名付けて、PCOM(ピーコム)  !!

 

よくよく調べると医学用語で「後交通動脈」

 

そのヒト笑いだけ頂きまして。

 

7ボケ 1笑 6滑り

 

今後も懲りずに

七転び八起きの根性でボケて行きたいと思います。

 

ちなみに一番滑った資料はこちら

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業界の流れ(ビッグウェーブ)に乗って和歌山県の活動が進んだ(波に乗った)

と表現したのですが、滑りました。

 

運転委員会のドンからは、「奈良県には海がない!!そりゃ無理だ!」

とご指導いただきました。

 

 

 

グループワークでは

 

1)現状の取り組み

2)現状の課題

 

に分けて、付箋に書いて頂き。

 

それぞれの病院・施設ではどのように取り組んでいて、どこに課題を感じるのか情報交換しました。

 

やはり出てくる課題は同様な事です。

 

みんなでスクラム組んで

立ち向かっていきましょう!

 

 

今回の研修会ではピーコムで言う所の

1.一歩踏み出す勇気

2.きっかけ作り

の支援をさせて頂けたかな?と思います。

 

ぜひ、一緒に取り組みを進めて行きたいと思います。

 

 

また勉強会後は

ちょーオシャレな店を大学の同期が予約してくれていました!

 

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今後奈良で暴れまくるであろう

運転支援のメンバーさん達と色々な意見交換をしながら楽しい宴となりました。

 

 

久しぶりに大学の同期や後輩にも会えましたし、奈良県の方言も覚えてましたし(まめし)

新たなつながりもできましたし、

本当に貴重な機会を頂き、ありがとうございましたm(._.)m

 

 

では!

 

 

鍵野。

2019.11.2 第3回オープンミーティング

2019.11.2

和歌山県作業療法士会 

自動車運転(移動)支援推進委員会

3回オープンミーティング

 

 

当委員会の活動は、和歌山県を7つの県域に分けて

各県域において支援拠点となる病院・施設ができるように推進していくことが

一つの目標です。

 

本ミーティングでは、県域代表者を招集して、情報共有と支援の統制を目指す場です。

 

また開かれた場として、

県域代表者以外にも多くの方と一緒に情報共有や検討をしたく

あえて「オープンミーティング」と名付けて一般の参加も募集しています。

 

今回の参加者は、10名!

しかも教習所の方が初参加してくれました!! 大きな一歩!!

 

 

内容は

神経心理学的検査・停止車両評価について

 

 

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神経心理学的検査では、

 

みんなが使用している各検査を挙げてもらい

 

・必須

・ほぼ必須

・選択

・できれば、あれば必須

 

と区分しました。

 

 

停止車両評価も実践を通して、情報共有しました

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また使用する地域が広がればと願います。

 

 

今年度はあと一回! 

 

次回はドライビングシミュレーターと実車評価の話をします!

 

  

尚、オープンミーティングで話をしている内容は、来年度各地域へ勉強会とかのカタチで配信する予定です。(あくまで予定です)

 

どぞよろしくお願いします!!

 

 

鍵野

2019.10.25 運転すんの会せんの会ミーティング & ノーマイカーデーチャレンジ宣言

20191025

運転すんの会せんの会ミーティング

 

本日も隠れ家岩出店にて開催。

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久しぶりに集まった方もいて、とても良い時間を過ごすことができました^ - ^

 

 

内容は

パンフレット改変に向けたアンケート調査実施についての話を中心に行いました。

 

来年度にパンフレットの改変を考えています!!

 

またパンフレットを配布した方々にアンケートのお願いをさせて戴きますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

 

細々と活動を続けていきます。

 

 

そしてひとつ、宣言します!!!

ノーマイカーデー運動にチャレンジします!

 

ノーマイカーデーとは。。。

自家用車を用いるのではなく、公共交通(電車・バス等)・単車・自転車・徒歩・自家用車相乗り等の手段で移動しようという運動です。

和歌山県では毎月20日を県民ノーマイカーデーと定めています。

 

ノーマイカーデーの目的は。。。

 

地域公共交通の維持

このまま公共交通がなくなっていけば、お年寄りや子ども、障害をお持ちの方の移動がますます困難になっていきます。

1回でも多く乗ることが、 公共交通の維持に繋がります。

地球温暖化の緩和

二酸化炭素排出量の増加は、地球温暖化の原因の一つとなっています。

電車やバス等の公共交通は、自家用車に比べ、人ひとりを運ぶ際の二酸化炭素排出量が少なく、地球にやさしい乗り物と言われています。

 

また、渋滞が緩和されると燃費が良くなり、全体の二酸化炭素排出量も減り、地球温暖化の緩和に繋がります。

ノーマイカーデー運動への積極的な参加をお願いします。

 

参照: https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/nomycar/newtop.html

 

 

なぜこんなことを始めるか。。。

 

運転支援において、運転できない方、できなくなってしまう方へのサポートも大変重要な関わりです。

そういう方々に関わる時に、私たち自身が運転できない生活を体験することはとても重要だと思うのです。

まったく同じ状

 

況ではないですが、少しでも寄り添うことができるように

 

 

またそのほかにも、様々な効果が期待されます。

 

運動不足解消

 

前もって計画をする

 

日々のルーティン化された生活からの脱却

 

 

とても刺激的になること間違いなし!と思っています。

 

 

この運動は行政や民間企業などの団体が賛同して、申請をした上で実施されるのですが

僕は個人的に勝手に行うだけですので。

 



名付けて

 

「勝手気ままにノーマイカーデー

 

と称して実践していきたいと思います!!

 

また当日の内容は、こちらのブログ等でご紹介させて戴きます!

 

では!!

 

鍵野

第3回オープンミーティングを開催します! 

和歌山県作業療法士

自動車運転(移動)支援推進委員会 主催

第3回オープンミーティングを開催します! 

 

日程:2019年11月2日

時間:13時〜16時

場所:和歌山県子ども・女性・障害者相談センター 1F 第2会議室

 

内容は「高次脳機能障害を有する運転免許保有者の運転再開」に関して

    理想とする支援体制の構築と共有です。

 

以下URLより詳細

http://wakayama-ot.jp/?p=6587

 

ぜひご参加下さい。

 

 

 

2019.10.2 施設見学に来てくれました!

2019.10.2

 

和歌山県の紀南の病院から

当院の運転支援の取り組みを聞きに施設見学に来てくれました。

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ここぞとばかりに僕たちで作っている資料をふんだんに持ち出して

説明説明説明。

 

1時間30分みっちり、話をしてしまいました。

 

 

まだまだ当院においてもシステマティックで統制のとれた支援体制の構築は

今後の課題です。

今回こうやってお話しできたことで、また改めて今自分のやるべきことが明確になりました。

 

貴重なお時間を頂きありがとうございました。

 

 

鍵野

 

 

2019.9.26.27 指定自動車 教習所 法定講習にて講演

9月26日、27日の二日間で

令和元年 和歌山県指定自動車教習所協会主催の法定講習

指定自動車教習所講習にて講演をさせて頂きました。

 

合計250名を超える指定自動車教習所の全指導員対象に

 

26日 上富田町で貴志川リハの 橋本
27日 和歌山市で 琴の浦リハ 鍵野  

の二人で

 

1時間の貴重なお時間を頂いて、
高次脳機能障害を有する運転免許保有者の運転再開について」
をテーマにお話させて頂きました。

 

 

和歌山市の方が200名の指導員に向けての講演で

そんな人の前で話したことがなかったので大変緊張していました。

 

が。。。


私のご紹介を頂いた際に
「運転すんの会せんの会」の名前が出た時には、会場がゾワゾワっと笑いが湧き。。

 

「これはいけた!」

と思い

 

 

「名前はチャラケていますが、活動は真面目にやってまーす」の発言に

 

会場はシーン。。。

 

会場が凍りつくと共に、僕の話はスタートしました。

 

その後は

会場の皆さんは本当に暖かく聞いて下さいまして

とても気持ちよくお話することができました。

 

しかし

自分の思いや取り組んでいる仲間達の思いをのせて、皆さんに伝えようと必死になりすぎて、時間超過。

 

主催の教習所協会様、時間いっぱい話をしてしまい、申し訳ございませんでした。

 

 

今回のお話では、それぞれの用語からベクトルを向けて

自動車運転   →   リハビリ

リハビリ    →  自動車運転

高次脳機能障害 →  自動車運転

 

それぞれの用語に関する説明から

なぜ、どうしてそこに関係してくるのかという構成にしてみました。

 

他職種の方々に、どうすれば一番わかりやすいのかな〜伝わるかな〜

と橋本くんと一緒に考えました。

 

 

今回の講演ごにはアンケートもとっております。

 

 

アンケート結果と講演内容は

 

今年の日本安全運転医療研究会でポスター発表しようと思っています。

 

ぜひ興味のある方は見に来て下さい!!!

 

 

 

最後に

和歌山県作業療法士会 自動車運転(移動)支援推進委員会主催の

第3回オープンミーティングは

 

11月2日に開催することが決まりました!!

場所は障害者・女性・子ども相談センターです!!

今回のミーティングでは院内評価に関して情報共有と検討ができればと思います!

 

また詳細な広報は県士会でも行なっていきます。

 

様々な方と意見交換できればと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

鍵野

 

 

 

2019.8.3 研修会開催!!


2019.8.3 研修会を開催しました。

テーマは

「 作業療法士が関わる自動車運転再開支援のシームレスな関わり

          〜急性期から生活期まで〜        」

 

急性期〜回復期で紀和病院の 大隈くん

回復期〜外来リハで貴志川リハの 橋本くん

 

そして地域での運転リハはスペシャルゲストとして

リハラボ訪問看護リハビリステーション町田の 永島 匡 さん

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以上3名にご講演いただきました。

 

和歌山県の現状として医療保険下の病院では、少しずつ取り組みが始まっております。

 

しかし、今後は入院期間の短縮や外来リハの制限によって医療保険で受けられる

リハビリ(運転支援)の期間は少なくなっていきます。

 

そんな中、介護保険領域での運転支援が今後必ず必要となってきます。

 

そこで今回、東京から介護保険診療と自費診療を組み合わせた運転支援のシステムを作り出した永島さんに来ていただきました。

 

運転支援システムは以下三つのプランで構成される予定となっています!

脳卒中後支援プラン」

「高齢者支援プラン」

「外出支援プラン」

 

 

どれも今必要とされるものだと思います。

詳しく知りたい方はこちらの論文からどうぞ。

※永島さんが執筆した実践報告です。

kenkyuukai.m3.com

 

 

特に印象的だったのは、自動車運転再開に向けての支援のみならず、

運転できなくてもどうやって外出するかまで考えた支援についてでした。

 

自動車を運転するのは、あくまで手段であって何か目的があるはずです。

その目的を達成できるなら運転しなくてもできなくても良くないですか?

※もちろん運転することが目的の方もおられるとは思います。

 

それを作業科学と結びつけた面接技法をワークショップで伝授して頂きまいた。

 


5人一組となり、一人をクライエントと設定して

「 運転できなくなったら、どうする? 」をみんなで検討しました。

 

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家族の協力、自転車に乗る、新たな役割を獲得する、実家に帰る 

などなどそれぞれが多様に

運転ができなくなった後の生活構築が考えられました。

 

今回の研修会では、

運転という「作業」を改めて見つめ直すことができたと思います。

 

研修会後は、懇親会も開催され大変盛り上がりました。

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永島さんの生歌を聞くこともできました!!!

 

 

翌日には和歌山を満喫して頂くために、僕のおすすめスポット

「加太」にも招待してランチをご一緒しました。

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永島様、遠方より本当にありがとうございました。

またご参加いただいた皆様、是非とも和歌山の運転支援の輪を広げていきましょう!

 

 

では!!

 

鍵野